ゲーミングPCとは、オンラインゲーム(PCゲーム)をプレイすることに特化したパソコンのことで、その需要は年々増加傾向にあります。
しかし中には、『PCゲームをやりたいけど、どのゲーミングPCゲームを買えばいいかわからない』『そもそもゲーミングPCってなに?』と疑問を持っているかたもおられるのではないでしょうか?
ゲーミングPCは、その気になれば自分で作ることもできますし、中古で探せば安く入手することも可能です。しかしゲーミングPC初心者にはハードルが高すぎますし、おすすめなんて絶対にできません。
そこで今回は自作ゲーミングPCマニアの私が、“初心者でも失敗しないゲーミングPCの選びかた”について、どこよりもわかりやすく解説をまとめました!
この記事を読めば、『安いゲーミングPCのなにが駄目なのか?』『自分に合ったゲーミングPCはどれなのか?』といったことを知ることができますよ!5分ほどでサクッと読めるので、是非最後まで読んでみてください。
この記事でわかること
- ゲーミングPCのおすすめな選びかた
- 間違ったゲーミングPCを選ぶと…
- ゲーミングPCをつかってできること
- ゲーミングPCに必須のスペック
- ゲーミングPCを買うときの注意点
- おすすめのゲーミングPC購入先

ゲーミングPCじゃないと、オンラインゲームなんかはできないんですか?

パソコンであればPCゲームはプレイ可能ですが、快適にプレイするためにはゲーミングPCが必要です!具体的な理由もお伝えしますね♪
初心者にもおすすめなゲーミングPCの選び方
ゲーミングPCには様々なパーツがあり、スペック(性能)表を見ると数多くの情報が記載されているので、正直どこをどう見て良いのかわかりにくいですよね?
こちらではその中でも、“特に注目すべきポイントを5つ”をピックアップしておいたので、是非参考にしてください!
ゲーミングPCの選びかた

こちらの5つのポイントを押さえておけば、ゲーミングPC選びで失敗する確率はグッと下がりますよ♪
【ポイント①】OS
ゲーミングPCを選ぶ場合に、はじめに注目すべきなのが「OS」です。OSにはいくつかの種類がありますが、ゲーミングPCとしてパソコンを購入したいのであれば、Windowsを選んでおいて間違いはありません。
他のOSでもゲーム自体をプレイすることはできますが、数多くのゲームタイトルがWindows向けにソフトを開発しているため、他のOSではプレイできないタイトルなども存在します。

わたしはMacがオシャレで憧れてるんですけど、Macだと駄目なんですか?

Macでもゲームをプレイすることは可能ですが、Windowsほど対応しているタイトルは多くありません。ゲームをメインに考えるのであれば、Windowsを強くおすすめします!
【ポイント②】CPU
「CPU」はゲーミングPCだけに限らず、一般的なパソコンやスマホなどでも最も重要なパーツとなっており、CPUの性能次第でゲームやアプリの動作速度が大きく変わります。
Windowsでは主にintel社の「Core iシリーズ」と、AMD社の「Ryzenシリーズ」が定番となっており、近年のゲーミングPCではいずれかのCPUが採用される傾向が強いです。
両シリーズ共に優れたCPUとなっているため、界隈でも意見は分かれることが多々あります。AMD社のRyzenシリーズを推す声はやや多い印象ですが、intel社製でも問題はありません。

CPUって名前は聞いたことがあったけど、そんなに重要なパーツだったんですね!

他のパーツが優れていても、CPUの性能がイマイチだとパソコンの性能も微妙な仕上がりになるので要注意です!
【ポイント③】メモリ
「メモリ」は、近年のゲーミングPC選びにおいて重要度がかなり高くなっておきており、メモリの容量次第でパソコン全体の動作が遅くも速くもなります。
ゲーミングPCを購入する際の容量の目安としては『最低でも8GBは必要』と言われていましたが、実際には8GBでも厳しい状態になることが多く、理想としては16GBは確保したいところです。
ちなみに後述する本体容量とは全く違った記憶領域なので、HDD・SSDといった保存領域と容量を分けるといったことはできません。

メモリは容量が多いほど、パソコンがサクサク動くんですね♪

基本的には容量が大きいほど、一度にたくさんの情報を処理できるので、パソコンの動作がスムーズになります。余裕があれば32GB以上の構成にしておくと、ストレスなくゲームが楽しめるでしょう☆
【ポイント④】本体容量(ストレージ)
ゲーミングPCには先に解説したメモリ(主記憶装置)とは別で「補助記憶装置(本体容量)」が備わっており、ゲームデータそのものを保管したり、その他アプリなどを保存しておくことが主な役割となっています。
従来は容量が大きいHDDが主流でしたが、ゲーミングPCでは読み書きの速度も重要となってくるため、HDDよりも処理速度が速いSSDを選択するのがおすすめです。
また多数のゲームを遊ぶユーザーなどの場合、よく遊ぶゲームをSSDに保存しておき、そのほか大量のデータは全てHDDに保管するといった使いかたもあります。

HDDとSSDは、セットで利用することもできるんですね♪

パソコンの種類にもよりますが、最低でも1つずつはセットすることができます!あとから追加もできますので、はじめは少なめのものを選ぶのもありです☆
【ポイント⑤】GPU(グラフィックボード)
「GPU(グラボ)」はゲーミングPCと一般的なPCを明確に分けるパーツの1つで、複雑な映像処理が必要なPCゲームにおいては欠かせない存在となっています。
このGPUには、主にNVIDIA製のものとAMD社製のものがあり、CPUのメーカーに合わせて製品を選ぶのが基本です。このGPUにもメモリや本体容量のように、処理をするための容量があり、容量が大きいほど複雑な映像データをスムーズに映すことができます。
なるべくストレスを感じずにサクサクゲームを楽しみたいのであれば、最低でも4GB以上のものが搭載されているゲーミングPCを選択するのが良いでしょう!

GPUがないとゲームはできないんでしょうか…?

CPUがGPUの機能を持っている場合は、GPUなしでもゲームをすることが可能です。しかしCPU単体で全ての処理をしなければならなくなるので、パソコン全体の動作が重くなることは避けられません!
ゲーミングPCを使ってできることとは?
ゲーミングPCを利用すれば、家庭用のゲームハード以外のタイトルなど、幅広くゲームをプレイすることができます。
ですがなかには、『ゲーム以外になにができるの?』と気になっているかたもおられるかと思いますので、以下でゲーミングPCでできることについて具体的にご紹介いたします!
ゲーミングPCでできること一覧

ゲーミングPCの具体的な使用例を3つご紹介しますので、参考にしてくださいね♪
【使用例①】オンラインゲームをプレイ
当たり前ですがゲーミングPCと言えば、やはりゲームをすることがメインになります。
パソコンの性能によって、プレイできるゲームタイトルに制限がある場合もありますが、基本的にネット上で配信されているゲーム全般をプレイすることが可能です。
また先に紹介した本体容量やメモリなどの容量が高ければ高いほど、より多くのゲームができるので、幅広いタイトルを遊びたいというかたは是非ゲーミングPCを導入しましょう!

逆にゲーミングPC以外のパソコンでゲームをするのは、どうなんでしょうか…?

たとえば本体スペックがそこまで必要なくても遊べる「マインクラフト」のようなタイトルは、ゲーミングPCでなくてもプレイできますよ♪
【使用例②】画像や動画などの編集作業
ゲーミングPCは、一般的なPCと比べて全体的に性能が高くなっているので、パソコンに負荷がかかりやすい画像や動画の編集作業もおこなうことができます。
たとえばイラストレーターやYouTuberのかたで、編集作業をおこなう必要がある場合に、あえてゲーミングPCを採用されるというかたも珍しくありません!
さらにゲーミングPCの性能が高ければ、プレイ中のゲームをそのまま生配信したり、複数のモニターをつかって配信状況をチェックしながらゲームをプレイするといったことも可能です。

遊んだゲームを録画しておいて動画編集までできるって、本格的に動画配信者にもなれますね♪

ライブでゲーム配信をしたい場合にも、ゲーミングPCは必須アイテムですよ☆
【使用例③】ネット検索やビジネス利用
ゲームとは直接的に関係がない場合もありますが、もちろん一般的なパソコンでおこなうネット検索をはじめ、WordやExcelといったビジネス系のソフトなども利用することができます。
むしろゲーミングPCは一般的なパソコン以上にメモリの容量が大きかったりするため、それらを同時進行で利用しても、パソコンの動作が重くなるといったことがほとんどありません。
そもそもゲーミングPCでは、マルチタスクという複数のソフトを同時起動することにも強いので、たとえばビデオ通話をしながら別モニタで資料作成なんかもサクサクできます!

すごいですね!逆にゲーミングPCにできないことって、なにがあるんですか?

基本的にゲーミングPCにできないことはないですね!性能不足で対応できないケースはありますが、一般的なパソコンでできることは全てできますよ♪
ゲーミングPCの選び方を間違えるとどうなる?
もしあなたが自分に適したゲーミングPCを選べなかった場合、どうなるでしょうか?仮に必要なスペックに満たないゲーミングPCを購入した際に、起きうるトラブルには次のようなものがあります。
パソコン選びを間違えると…
- ゲームが正常に起動しない
- ゲームの処理動作が重くなる
- 画面切り替えのロードが遅くなる
- オンラインプレイで遅延が発生する
- ゲームプレイ中にソフトが落ちる
そもそもプレイしたいゲームが要求するスペックに、自分のゲーミングPCが対応していなければ、ゲームをまともにプレイすることは困難になるでしょう。
たとえば単純にコマンド入力の反映が遅かったり、描画速度が遅くなにも表示されなかったり、シーンの切り替わりで読み込み時間が長いなど様々なことが考えられます。
またオンラインゲームで遅延が起きると、自分だけでなく相手にも迷惑がかかってしまう可能性が…。安いゲーミングPCや、一般的なパソコンで無理やりオンラインゲームをすると、楽しめないどころかストレスしか溜まりません!

自分のためだけじゃなく、ほかのプレイヤーに迷惑をかけないためにも、ちゃんとしたゲーミングPCを選ばなくちゃいけないんですね!

逆にちゃんとしたゲーミングPCを買っていれば、ゲームは快適にプレイできますし、相手にも迷惑はかからないので安心ですよ♪
ゲーミングPCと一般的なパソコンの違いとは?
あらためて、ゲーミングPCと一般的なパソコンの違いについて、特徴を比較してみました。
ゲーミングPCの特徴
- 基本的にハイスペックで高価
- グラフィックボードを搭載している
- ゲームや動画編集などほとんど可能
一般的なパソコンの特徴
- 低スペックで安価なものがある
- グラフィックボードなしで安価
- ゲームや動画編集以外は基本できる
ゲーミングPCと一般的なパソコンの明確に分かれる部分としては、グラフィックボード(GPU)を搭載しているかどうかです。
一般的なパソコンのなかにも、グラフィックボードを搭載しているモデルはありますが、性能自体はあまり高くないため、基本的にゲームをすることには適していません。
たとえばApple社の「MacBook Pro」はハイスペックなパソコンとして有名ですが、ゲーム向けというよりはクリエイター向けに製作されているため、WindowsのゲーミングPCに比べれば遊べるゲームのタイトルも限定的になってしまいます。
もし仕事メインで考えるのであればMacの導入もおすすめですが、パソコンを買う目的がゲームをプレイすることにあるならば、迷わずWindowsのゲーミングPCを選択しましょう!

単純にデザインが好きだからMacを使いたいんだけど、どうなのかしら…?

私はMacとWindowsのどちらも愛用していますが、やはりゲームに関してはゲーミングPCのほうが圧倒的に快適さを感じますね!
ゲーミングPCはデスクトップ型とノート型のどちらがいい?
ゲーミングPCにも一般的なPCと同じように「デスクトップ型」「ノート型」の2種類があります。どちらもゲーミングPCというカテゴリーは同じですが、それぞれ以下のような違いがあるので、用途にあったほうを選びましょう!
デスクトップ型の特徴
- 設置場所が必要
- カスタマイズ性が高い
- ノートよりハイスペック
- モニターを複数つかえる
- バッテリー消耗がない
ノート型の特徴
- 持ち運びができる
- 置き場所を取らない
- デスクトップより割高
- デスクトップより性能は低め
- 基本的にはシングルモニター
ゲーミングPCを選ぶ際は、基本的にデスクトップ型を選ぶのがおすすめです。
たしかに専用の置き場所が必要になってしまいますが、性能の選択肢が広いうえにカスタマイズ性にも長けており、あとでメモリなどの容量増設が簡単におこなえます。
一方でノート型は持ち運びができたり置き場所に困らないといったメリットがあるものの、基本モニターが1つしかなく、パーツ交換なども専用品に限定されるため先々で不便を感じることになるでしょう。
なかにはノート型でも超高性能なゲーミングPCが存在しますが、50万円以上するといったことも珍しくないので、正直コスパはあまり良くありません。
その点でデスクトップ型は、おなじ水準でも20万円〜30万円ほどで購入できるので、コストを抑えるという意味でもデスクトップ型のほうが優れています!

ノート型のほうが小さいから、それだけ価格も安いって思っていました…。

ノート型のパソコンは、パーツを小さく作る技術などにコストがかかっているので、むしろ高くなってしまう傾向にあるんです!
タイトル別!ゲーミングPCに必須のスペックとは?
各ゲームの公式サイトにはプレイするために必要な推奨スペックが掲載されていますが、少し覗いてみると色々な情報が記載されているので、なかには『なにを見ればいいかわからない…』と困るかたもおられるでしょう。
そこで当サイトでは見るべき必須なポイントを選抜し、一覧にまとめてみました!
以下のゲームはもちろん、その他のゲームをプレイしたい場合でも、一覧表で紹介している項目に注目していただければ必要な動作環境をスムーズに把握できます。
ちなみに「CPU」「GPU」に関しては、製造メーカーごとに推奨されているパーツ名を記載していますが、実際は各パーツどちらか1つを搭載していればOKです。両方搭載している必要はないので安心してください。
| 推奨環境 | FF14 | DQ10 | フォートナイト | APEX | CoDMWll | CSGO | MHWI | マインクラフト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| OS | Win10(64bit) Win11 | Win10(32/64bit) Win11 | Win10(64bit) Win11 | Win7(64bit) | Win10(64bit) Win11 | Win7(64bit) | Win10(64bit) Win11 | Win10(32/64bit) |
| CPU (intel) | Corei7 3GHz | Corei5 2.0GHz | Corei5 2.8GHz | Corei5 3.3GHz | Corei 7 3.9GHz | Corei7 4.8GHz | Corei7 3.9GHz | Corei5 3.9GHz |
| CPU (AMD) | 表記なし | A10 3.4GHz | 表記なし | 表記なし | Ryzen 5 3.4GHz | 表記なし | Ryzen 5 3.5GHz | A10 3.9GHz |
| メモリ | 8GB以上 | 4GB以上 | 8GB以上 | 8GB以上 | 12GB | 8GB以上 | 8GB以上 | 8GB以上 |
| 空き容量 | 80GB以上 | 32GB以上 | 20GB以上 | 22GB以上 | 125GB | 15GB以上 | 48GB以上 | 2GB以上 |
| GPU (NVIDIA) | GTX970以上 | GTX650以上 | GTX660以上 | GTX970以上 | GTX1060以上 | GTX1650以上 | GTX1060以上 | GeForce700以上 |
| GPU (AMD) | RX480以上 | HD5800以上 | HD7870以上 | R9 290以上 | RX580以上 | 表記なし | RX570以上 | RX200以上 |
| 想定価格 (本体のみ) |
上記はあくまで、公式が推奨している“最低限の環境”を想定した内容となっているため、ゲーム内のあらゆる環境や条件下でサクサクプレイできることを保証しているわけではありません。
またこちらの表に記載されているパーツは、発売からすでに数年以上が経過したものとなっているため、今から新品でこれらの性能に該当するパソコンを入手するのはほぼ不可能です。
現在はいずれのパーツも新しいモデルが流通しているため、仮に新品低価格のパソコンであっても上記のスペックを超えるケースもあります。

実際に提示されている性能どおりのものを用意するんじゃなくて、表以上の性能を持ったゲーミングPCを用意するのが良いんですね!

表の内容は、あくまでゲームを動作させるための最低限の環境だと考えてください☆
推奨スペックは最低ライン!快適プレイには上の性能が必要
ゲームタイトルにもよりますが、各ゲームの公式サイトには「必要動作環境」「推奨動作環境」の2種類が掲載されていることがほとんどです。
必要動作環境は“条件を満たしていれば、とりあえずは動く”といったレベルの内容で、ぶっちゃけゲームを満足にプレイすることは到底不可能なレベルです。
一方で推奨動作環境は“条件を満たせば、快適に遊ぶことができる”という環境なので、ゲーミングPCとしては推奨動作環境がスペックの最低ラインとも言えます。
しかしゲーミングPCも使い込むほど劣化が進んでいくので、先のことを考えるのであれば、推奨動作環境よりもワンランク上のスペックを持ったパソコンを選ぶようにしましょう!

たしかに推奨動作環境ギリギリのラインだと、なんだか心もとない気がしますね…。

たとえばゲーム以外に他のアプリなどを起動していれば、それだけパソコンに負荷がかかるので、さらに高い性能が要求されるといったイメージです!
ゲーミングPCの予算ごとのスペック一覧
以下では、『一体どれくらいの費用を出せば、どんなゲーミングPCが買えるのか?』という疑問に対し、早見表のような形式で性能の評価と快適にできる作業をまとめてみました。
| 予算 | 性能 | 快適な作業 |
|---|---|---|
| 15万円未満 | 最低レベルの水準 | 画像編集 ネット検索 軽めのゲーム |
| 15〜20万円 | そこそこ使える水準 | 動画配信 画像編集 ネット検索 軽めのゲーム 軽い動画編集 |
| 20〜30万円 | 使い勝手のよい水準 | 動画配信 画像編集 ネット検索 重めのゲーム 重めの動画編集 |
| 30万円以上 | ストレスのない水準 | 動画配信 画像編集 ネット検索 重めのゲーム 重めの動画編集 上記のマルチタスク |
ゲーミングPCを導入する場合は、最低でも15万円以上のものを購入するのがおすすめです。15万円未満のパソコンはパーツを妥協しているケースも多く、新品でもすぐに使い物にならなくなることもあるので、基本的には候補から外してください。
一方で20万円以上ともなってくると、パーツに新しいモデルのものが多く採用されており、大半のことがサクサクできるようになります。
もし日常的にゲーミングPCを使う予定なら、1回1回の動作の遅延もストレスに感じてくるので、できるだけ妥協しないことが大切です。
金銭的に余力があるというかたは、とりあえず30万円以上のものを購入しておけば、総合的に困ることは無いでしょう!

うーん…20万円以上って、結構ハードルが高い気がしますね…。

はじめてだから試しに安いものを買いたくなる心理もわかりますが、ゲーミングPCは妥協が命取りです。お金を有意義に使うためにも、理想的なものを購入しましょう☆
初心者だからこそ環境はしっかり整えよう!
ゲーミングPCだけでなく、パソコンなどの機械に慣れていないかたのなかには、『パソコン選びに失敗したらどうしよう…』『最初は安いのから試したほうが…』と考えているかたも多数おられるのではないでしょうか?
不安なお気持ちはわかりますが、だからと言って最初に価格重視で安いゲーミングPCを購入することはおすすめできません。
本記事を書いている私も最初は低価格のパソコンからスタートしましたが、とにかく動作が遅くてイライラする毎日!かと言ってパソコンに詳しくなかったので、動作を速くすることもできず、観念してようやく高価なゲーミングPCを買いました。
その時に私は『最初からコレを買っておけば…。』と、すごくすごく後悔したものです。まさに安物買いの銭失い。
知識がないからこそ製品に助けてもらう!ゲーミングPCではこの考え方が本当に大切です。今この瞬間にも、もし価格重視の考えかたをしているなら、むしろゲーミングPCには手を出さないことをおすすめします。

たしかに私もパソコンに詳しいわけじゃないから、変に安くて駄目なものを買っちゃっても自分で対応ができないです…。

仮に安価なパソコンであっても「サクサク動く」「コスパ最強」といった気をひく謳い文句で、お得感を演出しているものもあります。言葉に騙されずに、しっかりと自分で性能をチェックして、つかえるものを購入しましょう☆
ゲーミングPCを購入する際の3つの注意点!
ゲーミングPCを購入する際は、以下の3つの点にご注意ください!
ゲーミングPCを購入する際の注意点

意外な落とし穴もあるので、購入前に是非チェックを!
【注意点①】モニター/キーボード/マウスは基本別売り
ゲーミングPC(デスクトップ型)は、基本的に本体を単体で販売していることが多いです。そのため本体を購入してもモニターやキーボードといった周辺機器がないので、ゲーム以前に起動することすらできません。
ですのでゲーミングPCを購入する際は単純にスペックを見るだけでなく、どのような周辺機器があって、なにを用意するべきなのか事前に調べておくのがおすすめです。
なかには全てセット売りになっているケースもあるので、迷ってしまう場合はそちらを購入するのもありですが、選べる本体も限られてしまうので基本的には自分で用意することも視野にいれておきましょう。

本体以外にも買うものがあるんですね。でもマウスやキーボードって、どんなものを買えばいいんでしょうか…?

最初のうちは、いずれもゲーミング用のものを買うのがおすすめですよ!とくにモニターは高価なので、予算は多めに見積もっておくようにしましょう☆
【注意点②】自作は危険!BTOでカスタマイズ注文をしよう
皆さんは『パソコンは自作したほうが安く済む』という話しを耳にしたことはありますでしょうか?簡単に言えばパーツ代金だけで済むので工賃分が安くなるということなのですが、ハッキリいって初心者のかたが自作PCを製作するのはおすすめできません。
慣れてしまえばゲーミングPCを自作することはそれほど難しくありませんが、各パーツの役割や相性などを理解しておく必要があるので、参考書やYouTubeを見たからといって失敗するのがオチです。
しかも最近はBTO(受注生産)を受け付けている企業が多く、好みのパーツを選べば望み通りに組み立てて販売してくれるので、わざわざ時間を消耗したりストレスにさらされる必要もありません。
どうしても自作にこだわるというかたは別ですが、単純にゲームを楽しみたいだけなのであれば、少々の工賃を負担してでもBTOで注文するようにしましょう!

ゲーミングPCって、自作するとそんなに安くなるものなんですか?

一昔前は自作をしたほうが確かに安く済みましたが、今ではBTOと大差はありませんよ♪
【注意点③】中古は目利きが必要!新品を通販セールで買おう
現在はメルカリやヤフオクなどでも多くのゲーミングPCが流通しており、型落ちしたパーツが使用されているぶん価格も安いので、そちらに目がいってしまうかたもおられるのではないでしょうか?
しかしゲーミングPCを中古で購入するリスクは非常に高いので、絶対におすすめできません!そもそもパソコンはパーツ単位で劣化が進むので、中古品の正確な現状を把握するのは困難です。
仮にパソコンの知識がないかたが、中古のゲーミングPCを購入して故障してしまった場合、原因の特定や修理はできるでしょうか?ハッキリいって不可能に限りなく近いですし、さらに中古なので保証も皆無です。
ですが新品のゲーミングPCであれば、ショップやメーカーでの保証も受けられますし、そもそも早々に故障する確率も極端に低くなります。もし値段が気になる場合は、通販のセール時に購入するのがおすすめですよ♪

たしかに中古のリスクは大きいですし、これは新品一択ですね!

高価だからこそ中古品ではなく新品を使うことが、結果的に費用を抑えることにも繋がります☆
ゲーミングPCを買うならここで決まり!おすすめ公式通販サイト5選
ここまでゲーミングPCのアレコレを紹介・解説してきましたが、実際に購入する際はどこで買うのが正解なのか?今回は、当サイトがおすすめする通販サイトを5つ紹介いたします!
おすすめの通販サイト

各社ごとに特色があるので、それぞれ個別で紹介いたしますね♪
【おすすめ①】ドスパラ
ひょっとすると名前くらいは知っているというかたも多いかと思いますが、ゲーミングPCのBTOなら「ドスパラ」が非常におすすめです。
ドスパラには「GALLERIA(ガレリア)シリーズ」という20年以上も続く独自の製品があり、常にPCゲームのために試行錯誤と進化を繰り返してきました。
また、ドスパラのBTOパソコンは注文から配送までの期間も短いと評判で、早ければ注文から2〜3日で希望した性能のゲーミングPCが送られてきます。
さらに業界内でも比較的リーズナブルと料金面でも良心的なので、どこで購入するか迷った場合はドスパラに頼んでおけば間違いありません!
おすすめポイント
- 徹底的な品質チェック
- 国内生産・国内検査で安心
- 最短翌日出荷で配達が早い

ゲーミングPCの老舗って感じみたいですね!

国内では知名度・評価ともにNo.1と言っても良いレベルです♪
【おすすめ②】マウスコンピューター
「マウスコンピューター」は、東京に本社を構える老舗のパソコン専門店で、基本的にオンラインでBTOパソコンの販売をしています。最近では芸能人を起用したCM効果でも知名度を上げているのも印象的です。
マウスコンピューターでは、利用者の用途に合わせて複数のブランドを用意しており、ゲーミングPCとしては「G-Tune」というBTOパソコンが主軸となっています。
BTOパソコンは国内生産で安心感もあり、さらには1年間の無償保証と年中無休の電話サポートまで受けられるので、とにかく万全の体制でゲーミングPCを使いたいかたにおすすめです。
おすすめポイント
- サポート体制が万全
- 有料で翌日出荷にも対応
- 用途別に4つのブランドが選べる

サポートと保証があるのはかなり大きいですね♪

最初はわからないことだらけですが、サポートがあれば安心ですよ☆
【おすすめ③】ASUS
「ASUS(エイスース)」はノート型のゲーミングPCのに特化したメーカーで、「ROGシリーズ」「TUF Gaming」といった、独自のゲーミングPCブランドを展開しています。
BTOパソコンのように性能をオーダーする形式ではなく、すでに作成済みのPCのを購入する形となっているため、カスタマイズ性はありません。ただし不定期にセール販売を行っており、定価より20,000円〜40,000円ほど安く買えるのは激アツ!
当サイトでは基本的にデスクトップ型を推奨していますが、ゲーミングPCの置き場所に困っているかたや、持ち運びを考えているかたはASUSのノート型もおすすめです!
おすすめポイント
- セール時がお得
- デザイン性が高い
- ノート型の種類が豊富

ノート型に特化したメーカーもあるんですね!

基本はデスクトップ型が主流なので、ノート型がメインなのは非常に珍しいですよ♪
【おすすめ④】フロンティア
「FRONTIER(フロンティア)」はヤマダ電機グループの国産BTOパソコンショップです。PCのラインナップが厳選されているので、初心者でも商品選びに迷いにくいという評価が多数あります。
他社では電源の部品が海外製のものを使用する場合も多いですが、フロンティアでは電源に使用するパーツに国産品を使用しているので、電源ユニットの品質が高いのも特徴です。
さらにASUSと同様に不定期で20,000円〜40,000円ほどの割引キャンペーンを実施しているので、デスクトップ型で費用を押さえたいかたはフロンティアを検討してみてください!
おすすめポイント
- 電源の品質が高い
- ヤマダ電機グループで安心
- 期間限定セールで圧倒的安さ

海外製の電源は確かに不安だし、国内生産だと安心して使えますね♪

BTO生産をしている業者の多くは海外製の電源を使用するので、少しでも安心感を得たい方はフロンティアのBTOを選びましょう☆
【おすすめ⑤】HP(ヒューレット・パッカード社)
「HP(ヒューレット・パッカード社)」はアメリカの大手IT企業で、会社や学校など幅広い場所で採用されており、パソコンやモニターについているロゴを見たことがあるかも多いのではないでしょうか?
実はHPはパソコンの世界シェアがNo.2の大手ブランドで、デザイン性が高いラインナップが魅力の1つです。日本国内ではBTOパソコンにも対応しており、メモリ容量や本体容量を選択するだけの簡単設計で初心者向けという側面も!
近年ではHPのゲーミングPCブランドである「OMEN」「Pavilion Gaming」も人気が高くなっており、デザインだけでなくコストパフォーマンス面でも高く評価されています!
おすすめポイント
- 販売製品の幅が広い
- サポート体制が充実
- 大手ブランドの安心感

たしかにHPってロゴは、よく見かけますね!

日本国内でも非常に高いシェア率を誇っており、ブランド力に優れた製品が魅力と言えるでしょう♪
【まとめ】初心者でも簡単!ゲーミングPCのおすすめな選び方
今回はゲーミングPCに関する簡単な知識と、おすすめの選び方について情報をまとめました。最後に当サイトがおすすめするゲーミングPCの性能も公表しておきます。
| 項目 | おすすめ目安 |
|---|---|
| OS | Windows |
| CPU | Core iシリーズ(3.8GHz)以上 |
| メモリ | 16GB以上 |
| 本体容量 | 1TB以上(SSD) |
| GPU | 4GB以上 |
ゲーミングPCは一般的なパソコンよりも多くの面で優れており、なかでもグラフィックに関する性能が格段に高いのが特徴です。見分けかたとしては、グラフィックボードが搭載されているかどうかを確認するのが一番わかりやすいでしょう。
また、ゲーミングPCではCPU・メモリ・本体容量など、様々な要素が1つになってオンラインゲームなどを動作させます。ですので基本的にはなるべく妥協せずに、上記のスペック以上のものを購入するようにしてください。
もしまだ具体的に内容は決まっていない方は「おすすめ公式通販サイト5選」にある各サイトで、実際のゲーミングPCの性能を見てみると勉強にもなるので、まずは一度チェックしてみましょう!

ぜひ快適なゲーミングPCライフを送ってくださいね☆

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