【サンプル】光回線とは?

光回線とは、レーザー光(光信号)と光ファイバーを使ってデータのやり取りをする回線のことです!光回線が誕生したことで、世の中のインターネット環境が大きく変化をしました。

従来の「ADSL」「ISDN」は電話回線を使用しており、光回線と比べると最大通信速度は20分の1ほどしか出すことができなかったため、ネット環境は実質20倍も進化したといっても過言ではないでしょう!

光回線は現代では広く普及し、光回線をつかったインターネット利用が常識となっています。一方で、実際にどのようにインターネットがつかえるのか、仕組みを理解しているかたは利用者に対してわずかでしかありません。

そこで本記事では、とにかく『わかりやすさ』にフォーカスし、光回線の基礎知識について解説をまとめました。

また、光回線のメリットやデメリットなど、今後インターネットを利用していくかたにとっても必須となる情報を掲載しているので、是非この記事の知識を盗んじゃってください!

この記事でわかること

  • 光回線は光ファイバーを使った回線
  • 光回線でインターネットが使える仕組みを解説
  • 光回線には大きく分けて3種類ある
  • 光回線・ADSL・ISDN・ケーブルテレビの違い
  • 光回線の5つのメリット・4つのデメリット
  • 光回線を契約すべき人の4つ特徴
  • 光回線が契約すべきでない人の2つの特徴
  • 光回線の上手な選びかた(わかりやすい具体例も解説!)
相談者
相談者

そもそも光回線を契約すると、なにができるようになるんですか?

筆者
筆者

一般家庭で光回線を導入すると、主にインターネット・電話・テレビが利用できるようになります。光回線によって各サービスがどのようにつかえるのか、以下で順番に解説いたしますね☆

光回線とは?わかりやすく徹底解説していきます!

光ファイバーを利用してデータのやり取りをする回線のことを、「光回線」と言います。

光ファイバーは「光学繊維(こうがくせんい)」とも呼ばれ、ガラスやプラスチックで作られた光を通す繊維のことです。

身近なところでは、商業施設で設置されるクリスマスツリーなどのイルミネーションや、医学界では内視鏡にも使われています。

インターネットでは、この光ファイバーを利用した回線のことを光回線と呼んでおり、2003年に登場してから現在までもっとも高速なインターネット通信技術として、私たちの生活に大きな変化や影響を与えました。

相談者
相談者

光ファイバーって、インターネット以外にも使われているんですね!

筆者
筆者

次は光回線でどうやってインターネットがつかえるのか、すこし踏み込んでいきましょう♪

光回線とはインターネットが使える仕組み

光回線をつかったインターネット利用では、さまざまなデータがレーザー光(光信号)となって光ファイバー内を通過することで、データのやり取りをおこなっています。

パソコンやスマホから発信された情報を、光信号として光ファイバー回線で送受信することで、メッセージを送ることができたり、探している情報(データ)を取得できるという仕組みです。

たとえばパソコンで「光回線」について検索すると、検索結果が表示されるまでの流れは次のようになります。

例:パソコンで「光回線」と検索するケース

  1. パソコンで「光回線」と検索
  2. パソコンからONUに「光回線」の情報が電気信号で送られる
  3. ONUが電気信号を光信号に変換
  4. 変換された光信号が光ファイバーを通り、サーバーへ情報を提供
  5. サーバーからパソコンへ「光回線」の検索結果を返送
  6. 同様のルートを遡り、パソコンまで戻る
  7. パソコンの画面に「光回線」に関する情報が表示される

ちなみに「ONU」とは、パソコンやスマホで使われる電気信号と、光ファイバーで使われる光信号を相互に変換する機械です。人間でいうところの通訳のような役割をしています。

「サーバー」は情報の保管場所で、膨大な情報の中から送られてきた信号(情報)に対して、結果を返す役割があります。

ONU(回線終端装置)

  • 電気信号と光信号を相互に変換する装置

サーバー

  • 情報の保管場所、送られてきた情報に対する結果を返す設備
筆者
筆者

光ファイバーケーブルのなかでは無数の光が、文字通り「光速」で行き来して情報を運んでくれています♪

光回線(事業者)は大きく分けて3種類!

光回線には、大きくわけて3つの種類があります。各種類の特徴は以下のとおりです。

フレッツ光

  • NTT西日本・東日本が提供する光回線サービス
  • 光回線とは別にプロバイダとも契約が必要

光コラボレーション

  • フレッツ光の光回線をプロバイダが安く提供するサービス
  • プロバイダサービスもセットで提供
  • 各プロバイダ独自のオプションや特典がある
  • ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光など

フレッツ光系以外の光回線

  • フレッツ光の光回線を使わず、独自で光回線を提供するサービス
  • プロバイダをセットで提供しているところもある
  • auひかり・NURO 光・CATV・電力会社系

光回線を提供している事業者の種類は、上記の3つのパターンにわけれらます。特にフレッツ光と、光コラボレーションが利用者の大半を占めており、一般的に「NTTの光回線」がシェア率は高いです。

ちなみに「プロバイダ」とは、パソコンやスマホなどの端末を、光回線に繋ぐ役割をしているサービスです。たとえば、電車や自動車の交通に置き換えて考えていただくと、イメージしやすいでしょう。

電車の場合

  • プロバイダ:改札
  • 光ファイバー:線路
  • サーバー:目的地

有料道路の場合

  • プロバイダ:料金所
  • 光ファイバー:道路
  • サーバー:目的地

自宅でインターネットを使うためには、回線とプロバイダの両方を契約する必要があります。

しかし、近年では光コラボレーションのような、プロバイダ事業者が光回線をセット売りする動きが加速し、ユーザーは1社と契約するだけでインターネットが使えるケースが増えました。

筆者
筆者

プロバイダと光回線がセットだと、価格も安くなりやすく、支払い先もまとまるといったメリットがあります♪

光回線と今までのADSLやISDNとの違いについて

インターネットサービスには、光回線の前に「ADSL」「ISDN」というサービスがありました。光回線との違いは、インターネット接続に電話回線(電気信号)を利用していることで、具体的には次のような違いがあります。

ISDN(1988年~)

  • 電話回線を利用したデジタル回線
  • 使った分だけ請求が来る従量課金型
  • 最大通信速度:64Kbps
  • 電話を使うとネット接続が不安定になる

ADSL(1999年~)

  • 電話回線を利用したアナログ回線
  • 月額定額制で使い放題
  • 最大通信速度:50Mbps
  • 利用場所から基地局の距離が遠いほど速度が落ちる

光回線(2003年~)

  • 光ファイバーを利用したデジタル回線
  • 月額定額制で使い放題
  • 最大通信速度:1Gbps(10Gbpsの地域も有)
  • 電話や基地局との距離などの影響を受けない

発表当時は「高速通信サービス」と言われたADSLも、後継の光回線と比較すると最大通信速度に20倍もの差があります。

また、ISDNとADSLについて、NTTでは2024年にサービスが終了するという段階になっているので、今後のインターネット利用は光回線に統一される方向性です。

相談者
相談者

それだけ光回線が優れているってことなんですね♪

筆者
筆者

電話線ではなく光ファイバーを採用することで、従来のインターネットのデメリットを解消したのが光回線というイメージです☆

光回線とケーブルテレビの違いについて

ケーブルテレビはテレビ放送だけでなく、インターネットサービスの提供もおこなっています。光回線とケーブルテレビの違いは、以下のとおりです。

ケーブルテレビ

  • 光ファイバーと同軸ケーブルを併用
  • 最大通信速度:320Mbps
  • ネットとテレビのセットで月額5,000円程
  • テレビ重視の方向け

光回線(2003年〜)

  • 光ファイバーのみを使用
  • 最大通信速度:1Gbps(10Gbpsの地域も有)
  • ネットとテレビのセットで月額6,000円程
  • ネット重視の方向け

ケーブルテレビでは、光ファイバーと同軸ケーブル(テレビ線/アンテナ線)を併用して、インターネット通信をおこなうため、一般的な光回線よりも最大通信速度が3割ほどに下がってしまいます。

さきほどのADSLやISDNと比較すると、ケーブルテレビのほうが通信速度はとても速いですが、オンラインゲームや高画質な動画の視聴などには向いていません。

相談者
相談者

テレビとネットをセットで安く利用するならケーブルテレビがいいけど、ネット環境を重視するなら光回線のほうが良さそうですね!

筆者
筆者

もしネットとテレビのどちらも重視したいなら、コスト的には割高になってしまいますが光回線がおすすめです♪

光回線・ADSL・ISDN・ケーブルテレビ・モバイルルーターの特徴を一覧で比較

各通信サービスの通信速度やメリット・デメリットを一覧で比べてみました。

比較最大通信速度メリットデメリット
光回線1Gbps
(1,000Mbps)
速度が速く安定工事が必要
モバイルルーター700Mbps外出先でも利用可容量制限がある
月額料金が高い
ケーブルテレビ320Mbps視聴可能な番組が多い光回線では速度が遅い
ADSL50Mbps月額料金が安い通信速度が遅い
ISDN64Kbps1契約で2回線の電話が使える(法人向け)通信速度が遅い

光回線は、固定の場所でしか利用できずに工事が必要というデメリットはありますが、条件をクリアできればもっとも安定かつ高速な通信環境でインターネットを利用することができます。

相談者
相談者

いろいろな種類があるけど、ネットの速度や安定性は光回線が一番なんですね♪

筆者
筆者

たしかに工事が必要というデメリットはありますが、1度施工してしまえばOKなので、光回線は基本的にリスクが少なくクオリティの高いサービスですよ☆

光回線は自宅に導入すべき?契約した方がいい?

家族で暮らしている場合はもちろんのこと、1人暮らしの場合でもオンラインゲームや長時間の動画視聴をおこなうのであれば、光回線は導入すべきです。

たとえば通信頻度やデータ容量の少ないスマホゲーム、YouTubeなどの軽い動画ストリーミングくらいならモバイルルーターでも問題ありません。

しかし、モバイルルーターではeスポーツ(オンラインゲーム)や、オンライン会議・オンライン面談などのビジネスシーンで支障が出てくることも予想されます。

また、1人1台は携帯電話やスマホを持っているように、1世帯に1回線のインターネット契約が常識になってきており、今後はさらに利用者も増加していくでしょう。

筆者
筆者

光回線は「水道」「電気」「ガス」とおなじように、ライフラインの1つとしても確立されてきています!

光回線の5つのメリット

光回線を利用する5つのメリットについてそれぞれ解説をします。

筆者
筆者

これから光回線の契約を検討しているかたは、あとから解説するデメリットのほうも併せて参考にしてください♪

【メリット①】月額費用が固定で使い放題

光回線は基本的に月額費用が固定で、インターネットがつかい放題のサービスが主流となっています。一般的にはマンションタイプで4,000円ほど、戸建てタイプで5,000円ほどが月額料金の目安です。

また、一部の光回線サービスや一昔前のISDNでは、インターネットをつかった使用量に応じて請求額が変動する「従量課金型」のサービスも存在します。

しかし、よほど特殊な理由(光電話だけを使いたいなど)がない限り、それらのサービスを契約するメリットはありません。

相談者
相談者

料金が固定で決まっているなら、安心してインターネットがつかえますね♪

筆者
筆者

技術の進化により、インターネットの利用頻度は増えている傾向にありますが、光回線の料金は一定額なので新規ユーザーも急増していますよ☆

【メリット②】通信速度が速い

光回線の最大の武器は、なんといっても通信速度の速さです。光ファイバーの技術を最大限に活かすことで、電話回線やケーブルテレビの同軸ケーブルなどでは実現できない快適さを実現しています。

インターネットの速度が速くなることで、データダウンロードの時間が短くなったり、動画の読み込みもスムーズになります。

基本的に通信速度が速いインターネット環境を用意することで、ネット利用におけるストレス軽減につながってくるので、非常に重要なポイントといえるでしょう。

比較最大通信速度
光回線1Gbps
(1,000Mbps)
モバイルルーター700Mbps
ケーブルテレビ320Mbps
ADSL50Mbps
ISDN64Kbps
筆者
筆者

ADSLやISDNの時代は1つの写真を読みこむのに、数分~数十分かかることも珍しくありませんでした☆

【メリット③】通信が安定している

光回線での通信は電磁波の影響を受けないので、接続が途切れにくい特徴もあります。

代表的なものとしては、身近なところだと宅内では電子レンジや電気カーペットなどの電化製品、屋外では電線や車両などから電磁波が発せられています。

たとえば携帯電話の電波などは、電子レンジのような家電の電磁波や、公衆の電波の影響を受けて繋がりにくくなったりしますが、光回線なら電磁波の影響を受けて速度が遅くなる心配はありません。

現代では様々な電化製品などが増えていることで、電磁波も発生しやすい環境となっていますが、光回線は光ファイバー内を信号が通っていくので、外部の電磁波の干渉を受けなのも強みです。

筆者
筆者

ただしWi-Fiを利用している場合、Wi-Fiが電磁波の影響をうけるため、ネットが繋がりにくくなったりすることはあり得ます!

【メリット④】光電話が利用できる

光回線では、光ファイバーを利用した電話サービスの「光電話」が利用できます。光電話は、月額料金や通話料金がアナログ電話よりも安いのが大きな特徴です。

また、電話を頻繁に利用するかたであれば、すこし高いインターネット料金を支払ってでも、光電話に変更するメリットがあります。

具体的な料金の違いについては、以下のリストを参考にしてみてください。

電話サービスの違い月額料金通話料金
光電話500円前後3分8円(全国一律)
アナログ電話1,600円前後22秒80円(距離により変動)
筆者
筆者

さらに光電話なら、アナログ電話の番号も引き継ぐこともできますよ♪

【メリット⑤】テレビ放送をアンテナなしで見れる

光回線では、「光テレビ」と呼ばれるテレビサービスを提供する事業者も増えてきました。光テレビは、アンテナが不要で光回線をつかって地デジ・BS・CSが見られるサービスです。

光テレビを利用するためには、オプションの加入や専用の工事が必要になりますが、光回線をつかって快適にテレビ放送を見ることができます。

工事費はテレビの設置台数によって異なりますが、一般的には次の表のような価格です。

光テレビ料金
月額料金880円~
工事費(1台)10,000円~20,000円
工事費(2台以上)20,000円~40,000円
筆者
筆者

光テレビはアンテナが不要なので、台風や落雷などによる被害の心配もないですし、ベランダを広く利用できるといったメリットもあります♪

光回線の4つのデメリット

光回線はメリットがたくさんあるサービスですが、使いかたなどによってはデメリットもあります。こちらでは、光回線を利用するうえでのデメリットを4つ紹介いたします。

筆者
筆者

一見すると完璧そうに思える光回線にも、実はデメリットがあります。これから契約を検討しているかたは、デメリットもしっかり把握しておきましょう!

【デメリット①】ADSLと比較すると料金が高め

ADSLは月額3,000円前後なのに対して、光回線の月額料金は「マンションタイプ:4,000円」「戸建てタイプ:5,000円」ほどとやや高めです。

しかし、光回線ではキャッシュバックを始めとした豊富なキャンペーンをおこなっていることが多く、実際の利用料金としては1,000円~2,000円ほど安く利用できたりもします。

さらに最近ではスマホとのセット割をおこなっている事業者も多く、セット割を適用するだけで毎月の通信費が1,000円ほど安く利用できるので、一概に高いとも言いきれません。

筆者
筆者

さまざまな事業者が、毎日のように価格を競い合っているので、実は光回線も安くなってきています!

【デメリット②】外出先では利用ができない

光回線はとても便利なサービスですが、残念ながら外出先で利用することはできせん。これは光回線に限ったことではなく、ADSLやISDNも含めた、いわゆる固定回線の宿命ともいえます。

どうしても外出先でインターネットを利用したいなら、スマホやモバイルルーターといった、屋外でも通信ができるサービスをつかわなければなりません。

もしくは、一部の商業施設やオフィスなどで提供されている「フリーWi-Fi」をつかうことで、自宅でない場所でもインターネットを利用することが可能です。

筆者
筆者

今では街のいたるところで、フリーWi-Fiを見かけるようになりましたね☆

【デメリット③】工事が必要な場合がある

設置場所の状態によりますが、光回線を利用する場合は基本的に工事が必要です。しかし過去に光回線工事を済ませた場所であれば、一部の工事が不要になるケースもあります。

たとえば賃貸で、前の住人がフレッツ光を利用していれば、次の入居者はフレッツ光や光コラボレーションを工事不要で契約できる可能性が高いです。

ただし光ファイバーの設置工事が不要なだけで、機器の設置工事は必要になるといったケースもあるため、光回線を新規で契約するにあたって、すべての工事がなくなるわけではありません。

もし工事を避けたい場合や、工事までの期間が待てない場合には、モバイルルーターを利用するのも1つの方法です。

光回線であれば開通にはおよそ1〜2ヶ月の時間が必要となりますが、モバイルルーターであれば契約した即日から利用することができます。

筆者
筆者

光回線をつかいはじめたい時期が決まっているなら、早めに申し込みを進めておくのがおすすめですよ♪

【デメリット④】違約金などがあり、短期の利用には向いていない

光回線の多くは2年や3年の契約期間を設けており、期間中に解約をする場合は、1〜2ヶ月分の利用料金に相当する違約金が請求されます。

また、一部のサービスでは解約後に撤去工事費用を請求する事業者もあり、平均して30,000円前後の費用を追加請求されるケースもあるため注意が必要です。

そのため1年未満などの短期利用をするという点において、光回線はあまり適していないと言えるでしょう。

筆者
筆者

もちろん短期間でも光回線を利用する価値があると考える場合には、積極的につかっていくべきです。ただしサービスを契約する前に、解約時の費用もリサーチしておくことをおすすめします!

光回線を契約すべき人の4つの特徴

ここまで、光回線のメリットとデメリットをご紹介いたしました。その点を含めて、どんな人が光回線の契約に向いているのかを解説します!

筆者
筆者

特徴にあてはまるかたは、光回線の利用を前向きに検討してみてください♪

【特徴①】家でのインターネット利用が多い

自宅でインターネットを利用することが多いのであれば、光回線を導入するのがおすすめです。光回線がおすすめな理由には、具体的には次のようなものが挙げられます。

自宅でインターネットを契約するメリット

  1. スマホのデータ容量を節約できる
  2. 家族や友達など複数人でネット利用ができる
  3. モバイル契約のない端末もネットに繋げられる
  4. モバイル回線よりも動画やゲームが快適につかえる

光回線はルーターと呼ばれる装置を使うことで、スマホやパソコンを複数台同時にインターネットに繋げることができます。

光回線をつかってインターネットに繋いでいるあいだは、携帯電話の電波をつかわずにネットができるので、スマホやモバイルルーターのデータ容量の節約も可能です。

一般的にスマホやタブレットなどでネットを利用するには、携帯電話を取りあつかうモバイル事業者と契約をするか、Wi-Fiに接続して固定回線を利用する方法の2通りがあります。

たとえばスマホを機種変更した場合に、契約(SIM)はあたらしいスマホに移るため、古いスマホでインターネットがつかえなくなったという経験をされたかたも多いのではないでしょうか。

もしつかえなくなってしまったスマホ持っている場合、Wi-Fiに接続してあげることで、回線契約がなくてもインターネットへアクセスできるようになります。

相談者
相談者

自宅に光回線を契約していれば、古いスマホでもネットに接続できるんですね♪

筆者
筆者

複数人でインターネット利用したいご家庭はもちろん、ほかにもデータ容量の節約・通信速度を速くするという観点でも光回線の導入はおすすめです☆

【特徴②】持ち家に住んでおりネットをよくつかう

もし現在の住居から引越す予定がなく、おなじ場所で長期的に住まわれるかたの場合も、光回線の契約がおすすめです。

逆に短期的に引越しをするかたの場合、引越しをするたびに解約や転居手続きが必要になるため、違約金や工事費用が加算されてしまう負担が大きくなります。

もちろんモバイルルーターなどを採用するのも1つの方法ではありますが、インターネットの品質を考えるのであれば光回線を導入したほうが良いことは間違いありません。

筆者
筆者

解約や転居手続きをする必要性がなくなると、それだけ光回線のコストも抑えることに繋がります♪

【特徴③】インターネットの速度を重視している

とにかく通信速度に優れたネット環境を望んでいるのであれば、光回線は必須です。現状で光回線以上にスピードのある通信サービスは存在しないため、速度重視なら光回線一択と言えます。

コストとして月額料金を4,000円~6,000円ほど支払う必要はありますが、モバイルルーターなど他の通信サービスでも近しい料金が発生するため、速度を念頭に置くかたは光回線を利用しましょう。

筆者
筆者

おなじ光回線でもサービスによって速度に違いはありますが、最大通信速度はおおむね「1Gbps」となっており、基本的にモバイルルーターやケーブルテレビよりも快適です!

【特徴④】自宅でネットをつかって仕事をする

ビジネスで自宅のインターネットを使われるかたのなかでも、特にオンライン会議やWeb面接などリアルタイムの映像サービスを利用するケースでは、光回線がほしいところです。

映像データは、数あるデータのなかでも容量がとても大きく、スマホなどにつかわれるモバイル回線では遅延が発生したり接続が中断されることがあります。

仕事の会議や面接など重要なシーンで接続に問題が起きると、大きな損失を生む可能性もあるため、保険的な意味合いも含めて光回線を利用することを強くおすすめします。

筆者
筆者

光回線を導入しておけば、あらゆるネット利用においてスムーズに対応できるので、とても便利ですよ☆

光回線を契約しなくてもいい人の2つの特徴

光回線はとても便利なサービスですが、インターネットの活用方法や環境次第では不要なケースもあります。以下では、光回線を契約しなくてもよいかたの特徴をまとめました。

筆者
筆者

光回線を導入しておくと、なにかと便利なことはあります。しかしインターネットの必要性があまりないかたにとっては、契約すると損になることもあるので、特徴をみて判断してみましょう☆

【特徴①】ネットの快適さよりも料金の安さを重視したい

インターネットを利用するにあたって、とにかく料金の安さを重視するのであれば、光回線を契約するのはあまりおすすめできません。

もし光回線で料金を安く抑えたとしても、月額3,000円ほどの費用は負担しなければならないため、だれにとっても安いとは言えないでしょう。

とくに毎月の通信費を1,000円や2,000円ほどに抑えたいと考えているかたであれば、光回線よりも格安SIMなどを中心にネット環境を整えるのがベストです。

お得なサービスとしては、「楽天モバイル」「LINEMO」「NUROモバイル」といったサービスが挙げられます。

その代わりに光回線ほど快適なネット環境は望めないため、動画視聴やオンラインゲームなどをサクサクつかいたい場合は、やはり光回線の導入を考えることをおすすめします。

筆者
筆者

時代が進むにつれて、取り扱うデータも大きくなっていくため、快適さを考えるなら光回線は導入しておきたいところですね!

【特徴②】転勤などで引越しをすることが多い

光回線は契約したあとの工事費や、解約時の違約金などがあるため、転勤で頻繁に引越しをするかたはコスト的に光回線の契約には向いていないと言えます。

一応引越しをする場合に「移転手続き」をすることで解約手続きやあらたな回線契約をせずに、引越し先でも光回線を利用できるサービスがあります。

ただし引越し先の工事費として、20,000円ほどの負担しなければならないため、いずれにしても費用がかかることに違いはありません。

筆者
筆者

もし転勤などで引越しが多いかたは、場所を選ばないモバイルルーターやホームルーターを導入するほうが金銭的負担がすくなく済みますよ☆

光回線の選び方(具体的なチェックポイントも解説!)

光回線を提供している事業者は、国内に600社以上あります。そのなかでどの光回線がいいかを判断するためには、次の5つのポイントをチェックしましょう。

光回線を選ぶ方法

  1. 月額料金
  2. キャンペーン内容
  3. 利用中の携帯キャリア
  4. 通信速度
  5. 提供エリア

料金については主に月額料金やキャンペーン内容をチェックするのが基本ですが、つかっているスマホのキャリアによっても通信費を節約することができます。

たとえばドコモ光ではドコモスマホをセットで利用すると、1回線あたり最大1,100円の割引きを半永久的に受けることができるためお得です。

しかもスマホセット割の多くは、家族のスマホも対象とするため、おなじキャリアをつかっている家族が多いと割引き総額もアップします。

また、具体的にチェックすべき要素を知っていただくために、それぞれポイントを以下にまとめておきました。

月額料金

  • 実際に毎月支払う料金を確認
  • マンションタイプ:3,000円台が理想
  • 戸建てタイプ:4,000円台が理想
  • 割引適用後の実質利用料金が重要
  • 割引適用期間に注意

キャンペーン内容

  • キャッシュバックの金額
  • スマホのセット割の有無
  • 工事費無料キャンペーンの有無
  • 無料Wi-Fiルーターレンタルの有無

利用中の携帯キャリア

  • ドコモ:ドコモ光
  • au:auひかり、ビッグローブ光など
  • ソフトバンク:ソフトバンク光、NURO 光

通信速度

  • 光回線の多くは最大1Gbps(1,000Mbps)
  • 集合住宅の場合、最大100Mbps(10分の1)の所も
  • 地域(東京など)によっては5Gbps、10Gbpsがある

提供エリア

  • フレッツ光や光コラボは国内95%ほど対応
  • auひかりで70%ほど対応
  • 電力会社系の光回線はエリア(四国・九州など)ごと
筆者
筆者

料金を重視するか、サービスを重視するかで、チェックするポイントも変えましょう♪

光回線だけでなくプロバイダも契約しないといけない?

光回線を提供している事業者のほとんどは、プロバイダサービスをセットで提供してくれるため、プロバイダの個別契約は不要になっています。

ちなみにプロバイダは本記事の前半でも登場しましたが、スマホやパソコンなどをインターネットに接続してくれるサービスです。

インターネットを利用するためには、プロバイダと光回線の両方の契約が欠かせません。

しかし、光コラボレーションを代表として、多くの事業者がプロバイダと光回線をセットで提供しているので、近年では別で契約する必要がなくなってきています。

筆者
筆者

たとえばフレッツ光は光回線単体での提供となるため、プロバイダは別途契約をする必要があります。プロバイダを自由に選びたいかたは、フレッツ光のような回線だけ提供してくれるサービスを利用するのも良いでしょう☆

光回線を契約して利用するまでの流れについて

光回線を契約してからインターネットが利用できるようになるまで、大まかな流れをまとめました。

光回線を利用するまでの流れ

  1. 提供エリアを確認
  2. サービス内容など確認
  3. 光回線を申し込み
  4. 光回線開通工事
  5. インターネット初期設定
  6. ネット利用開始

ちなみに光回線の工事では、電柱から宅内に光ファイバーを引込んで、機器(ONU)の設置場所まで配線をおこないます。平均1~2時間ほどの作業で、工事には最低1名の立会が必要です。

また、工事のあとの初期設定については、ユーザーがおこなう必要があります。工事業者から渡されるガイドを参考に進めれば、10分ほどで終わらせられるので、難しく考える必要はありません。

もし個人で設定をすることが難しい場合は、契約したサービスのサポートセンターに相談するか、訪問サポートを利用すると良いでしょう。

筆者
筆者

光回線は契約してからネットが利用できるまで、通常で1~2ヶ月ほどの時間がかかります。早めに利用したい場合は、1日でも早く申し込むことが重要です!

光回線とはとても便利なインターネットサービスです!

今回は光回線について、サービスの概要やメリット・デメリットなどをまとめました。光回線は、インターネットを利用するために光ファイバーを採用した回線です。

光を利用してデータをやり取りするため、「光速」な通信ができ、従来のADSLなどと比較しても20倍以上の速度を実現できています。

光回線には大きく分けると3つの種類があり、近年ではプロバイダサービスが一体化している光コラボレーションが、料金も安い傾向にあるのでおすすめです。

光回線は、今後さらに需要が高まっていくサービスなので、今回紹介したような様々なメリットがあるため、まだ契約していないかたは是非この機会に検討してみていただければと思います。

光回線とは?

  • 光ファイバーを利用してデータのやり取りをする回線
  • インターネット通信で最も速く安定している回線
  • プロバイダとセットでインターネットが使える

光回線は大きく分けて3種類

  • フレッツ光
  • 光コラボレーション
  • フレッツ光系以外の光回線

光回線のメリット

  • 月額費用が固定で使い放題
  • 通信速度が速い
  • 通信が安定している
  • 光電話が利用できる
  • テレビ放送をアンテナなしで見れる

光回線がおすすめなかた

  • 家でのインターネット利用が多い方
  • ネットの速度を重視されている方
  • 仕事でオンライン会議やWeb面接などの予定がある方
  • 持ち家があるなど、同じ場所で長期でネット利用される方
筆者
筆者

ネットを高速・安定・定額でつかいたいかたは、ぜひ光回線を利用しましょう♪

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